kamichoice美容室に行く前に知っておきたいこと

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「耳の下から〇cm幅」と範囲を伝える

インナーカラーは位置と幅を写真で伝える
/ヒロ/更新:

インナーカラーは「どこに、どのくらいの幅で、何色を入れるか」の三つがそろって初めて共有できる施術です。ところが、インナーカラーのつもりが全体や前髪まで色が入ってしまうなど、意図した範囲と違う仕上がりになる例があるという声もあります。ここでは、予約時・カウンセリング時・施術中に具体的に何と言えばよいかを、言い方の形で並べます。

「インナーで」ではなく、位置と幅を体の部位で言う

「インナーカラーにしたい」だけでは、入れる範囲が担当者のイメージに委ねられます。範囲の認識違いが起きないか事前に確認したいという意見も見られるため、次のように位置と幅を言葉にしておくと、後から「思っていたより広い/狭い」というずれが起きにくくなります。

  • 位置:「耳の上から後ろ側だけ」「耳の下のラインから下だけ」「もみあげの裏側だけ」など、体の部位を基準に言う
  • 幅:「耳の下から〇cm幅」「結んだときに見える範囲だけ」のように、幅か見え方のどちらかで言う
  • 前髪・顔まわり:入れたくない場合は「前髪と顔まわりには入れないでください」と、入れない場所も口に出す
  • 見せ方:「髪を下ろしたときはほとんど見えない程度」「結んだときにだけ見える程度」と、どう見えてほしいかを添える

入れたい場所を言うだけでなく、入れたくない場所を明示するのがこの施術のポイントです。前髪まで色が入ったという食い違いは、「入れない場所」が共有されていないところから生まれます。

伝わりにくい言い方伝わる言い方
範囲「インナーカラーで」「耳の下のラインから〇cm幅だけ。前髪と顔まわりには入れないでください」
希望色「ラベンダーにしたい」「この写真の色で、特にこの明るさに近づけたいです。今の髪からどこまでいけますか」
履歴「前にブリーチしました」「〇か月前にブリーチ〇回、毛先だけ。根元は地毛です」
同時施術メニュー選択だけで済ませる「インナーカラー+根元のリタッチ希望」と範囲ごとに書き、当日も口頭で繰り返す
色持ち何も聞かない「どのくらいで抜けますか。抜けたら何色寄りになりますか」
インナーカラーで食い違いが起きやすい項目と、言い換えの例

ブリーチ履歴は回数・時期・今の明るさまでセットで言う

希望する色味だけでなく、ブリーチ履歴・回数・現在の明るさのレベルを具体的に伝えることが、施術できるかどうかの判断材料になっているとされます。過去のブリーチやカラー履歴が複雑な場合、希望の色に届くのか、ダメージが増えないかを事前に不安視する声も多くあります。

伝えるときは、次の形で並べると抜けにくくなります。

  • 「〇か月前にブリーチを〇回、そのあと〇色を入れました」
  • 「毛先だけブリーチ済みで、根元は地毛です」
  • 「黒染め(またはセルフカラー)を〇か月前にしています」
  • 「今の明るさは自分では〇トーンくらいだと思っています」

インナーカラーやハイトーンでは、部分ごとのブリーチ履歴や薬剤の行き渡り方の差からムラが出ることがあるとされます。「この部分だけ以前に染めている」という部位ごとの差まで伝えると、ムラが出やすい箇所の話を事前にできます。

希望色は色名ではなく写真で出し、「この明るさまで抜けるか」を聞く

緑・ラベンダー・エメラルドグリーンといった希望色と、実際の仕上がりが違ったという声は複数見られます。また、希望色とベースの明るさが合っていないことで、狙ったピンクではなくオレンジ寄りに仕上がることもあるとされます。色名は人によって思い浮かべる色が違うため、次のように言い換えます。

  • 「この写真の色にしたいです」と画像を見せ、どこが好きなのか(「この明るさ」「このくすみ具合」)を一言添える
  • 「この色にするには、今の髪をどのくらいまで明るくする必要がありますか」と、ベースの明るさを質問の形で聞く
  • 「今日はどこまで近づけられて、どこからは難しいですか」と、到達点を先に確認する

写真を見せたり、既存の色味を活かす形で相談してイメージ通りになったという声もあります。一方で、色見本や過去の失敗例を伝えてもイメージ通りにならない場合もあるとされるため、**「100%同じにしてください」ではなく「どこまで近づけられますか」**という聞き方にしておくと、当日の判断をすり合わせやすくなります。

同時施術は、メニュー選択だけで済ませず文章と口頭で重ねて言う

ダブルカラーやインナーカラーのように複数の要望がある場合、ネット予約のメニュー選択だけでは伝わりにくく、電話や来店時の口頭説明が勧められる傾向があります。インナーカラーとリタッチを同時に行いたいときの範囲の認識違いも、ここから起きます。

  • 予約時の要望欄に「インナーカラー(耳下から〇cm幅)+根元のリタッチを希望」と、施術ごとに範囲を分けて書く
  • 当日も冒頭で「ネット予約ではインナーカラーで取りましたが、根元のリタッチも一緒にお願いしたいです」と口頭で繰り返す
  • 「この組み合わせは単品メニューの扱いですか、セットメニューの扱いですか」と確認する

インナーカラーは単品での掲載価格と、他の施術と組み合わせたセットメニューでの掲載価格が別に用意されていることがあります(どちらも予約サイト掲載の価格帯で、中央値は単品・セットで近い水準です)。どちらの扱いになるか、追加の料金が出るかを施術前に口に出して確認すると、会計時の食い違いを避けやすくなります。

予約時(要望欄・電話)当日(カウンセリング・施術中)
範囲位置と幅、入れない場所を文章で書く塗布前に「この範囲で合っていますか」と確認する
履歴ブリーチ回数・時期・今の明るさを書く部位ごとに染めている場所の差を口頭で補う
色希望の写真を用意しておく「今日どこまで近づけられますか」と到達点を聞く
メニュー組み合わせたい施術をすべて書く「単品扱いかセット扱いか、追加料金は出るか」を聞く
仕上がり後—「お直しはいつまでに相談すればよいですか」と聞く
予約時に文章で書いておくことと、当日その場で口に出すこと

薬剤や塗り方の説明は、その場で理由を聞いてよい

薬剤や施術方法(シャンプー台での塗布など)を美容師側から一方的に決められることに、不安や違和感を持つケースがあるとされます。技術の当否を判断する必要はありませんが、説明を求めること自体は遠慮しなくてよい行動です。

  • 「今使っている薬剤は、さきほど話した色に向けたものですか」
  • 「この塗り方にしている理由を教えてください」
  • 「途中で一度、色の入り方を鏡で見せてもらえますか」

特に範囲については、塗り終わる前に「ここまでの範囲で合っていますか」と一度確認しておくと、全体に広がってから気づく事態を避けやすくなります。

色落ちの早さは「どのくらいで抜けるか」と自宅ケアまで聞く

カラーの色落ちが早く、一週間程度で色が抜けてしまうという声があります。色落ちや色ムラが気になる場合に、カラーシャンプーやカラーバターで自宅で補強する人も多いとされます。施術前後に次の形で聞いておくと、抜けたときに慌てにくくなります。

  • 「この色はどのくらいで抜けてきますか」
  • 「抜けたあとは何色寄りになりますか」
  • 「自宅ではカラーシャンプーを使ったほうがよいですか。使うなら何色ですか」
  • 「今日は洗髪を控えたほうがよいですか」

施術直後は洗髪を控える、低温でしっかり乾かすといった色持ちを意識したケアを心がける傾向もあるため、乾かし方まで含めて聞いておくとよいでしょう。

仕上がりが違ったときのために、直せる範囲を先に聞いておく

思っていた仕上がりと違ったときに、お直しを頼むかそのまま様子を見るか迷う声が見られます。大きな不満がある場合には、返金ややり直しの相談、別の店舗への変更を検討する人もいるとされます。判断に迷わないために、施術が終わった時点で次の二つを聞いておきます。

  • 「もし色味が思っていたものと違ったら、いつまでに相談すればよいですか」
  • 「今日の状態から手直しできる範囲はどこまでですか」

お直しの期限や対応の範囲は店によって違うため、その場で担当者に確認しておくのが確実です。仕上がり直後に鏡を見ながら「ここは希望どおりです」「ここは思っていたより〇〇です」と部位ごとに言葉にしておくと、後日相談するときにも話が通じやすくなります。

よくある質問

インナーカラーの範囲はどう伝えればいいですか?
「耳の下のラインから〇cm幅だけ」「結んだときにだけ見える程度」のように、位置は体の部位を基準に、幅は数値か見え方で伝えます。あわせて「前髪と顔まわりには入れないでください」と、入れたくない場所も口に出しておくと、範囲の認識違いが起きにくくなります。
希望の色は色名で伝えてはいけないのですか?
色名は思い浮かべる色が人によって違い、希望色と仕上がりが異なったという声もあります。写真を見せて「この明るさが好み」「このくすみ具合に近づけたい」と好きな点を添え、「今の髪からどこまで近づけられますか」と到達点を聞く形にすると、当日の判断をすり合わせやすくなります。
リタッチも一緒にお願いしたいときは、どう予約すればいいですか?
複数の要望はメニュー選択だけでは伝わりにくいため、要望欄に「インナーカラー(耳下から〇cm幅)+根元のリタッチ希望」と施術ごとに範囲を分けて書き、当日も冒頭で口頭で繰り返します。単品扱いかセット扱いか、追加料金が出るかは店によって違うので、施術前に担当者に確認するとよいでしょう。
仕上がりが希望と違ったとき、その場で何と言えばいいですか?
鏡を見ながら「ここは希望どおりです」「ここは思っていたより明るいです」と部位ごとに言葉にし、そのうえで「今日の状態から手直しできる範囲はどこまでですか」「いつまでに相談すればよいですか」と聞いておきます。お直しの期限や対応範囲は店ごとに異なるため、担当者に確認するとよいでしょう。

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この記事を書いた人

ヒロ

美容室の経営コンサルタントとして10年、サロンの内側と、客として通う外側の両方を見てきた目線で書いています。

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