インナーカラーの値段でまず知っておきたいのは、「どの経路で予約したか」で見える金額がまるで違うことです。クーポンで予約したときの価格帯の中央値は¥15,000。一方、スタイリストを指名して直接予約したときの掲載価格の中央値は¥9,900です。その差は¥5,100あります。
ただしこの2つは、同じ土俵の数字ではありません。予約の経路が違うので、どちらが「お得」とは言い切れないんですよね。まずはそれぞれの幅を見ていきます。
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インナーカラーの値段でまず知っておきたいのは、「どの経路で予約したか」で見える金額がまるで違うことです。クーポンで予約したときの価格帯の中央値は¥15,000。一方、スタイリストを指名して直接予約したときの掲載価格の中央値は¥9,900です。その差は¥5,100あります。
ただしこの2つは、同じ土俵の数字ではありません。予約の経路が違うので、どちらが「お得」とは言い切れないんですよね。まずはそれぞれの幅を見ていきます。
幅は¥5,400です。中央値の¥15,000は、金額を安い順に並べてちょうど真ん中に来る位置であって、一番多くの人が払っている金額という意味ではありません。
予算を組むなら、下限の¥12,100だけを見て組むのは少し危険です。上位25%に入る店なら¥17,500以上になります。同じ「インナーカラー」という名前でも、ブリーチが何回含まれるか、どこまでの範囲を染めるかで内容が変わるためです。
スタイリストを指名して直接予約する形の掲載価格は、次のようになっています。
こちらの幅は¥4,375。クーポン予約の下限¥12,100が、直接予約の上位25%の目安¥12,875とほぼ並ぶ位置にあります。つまり、クーポンで一番安い層を狙ったときの金額が、直接予約では高めの層にあたる、という重なり方です。
金額だけを並べると直接予約が安く見えますが、予約の経路が違えば含まれる内容や条件も別です。掲載価格をそのまま比べて「こっちが得」と判断せず、何が含まれるかを見るほうが確実です。
インナーカラーを他の施術と組み合わせたセットメニューで予約した場合、価格帯の中央値は¥15,400です。全体の中央値¥15,000より、やや高い位置にあります。
同じセットメニューでも、スタイリストを指名して直接予約した場合の掲載価格の中央値は¥9,800。ここでも経路によって見える数字が変わります。
ほかにも予約画面で目にする数字を並べると、こうなります。
どれも全体の中央値¥15,000の前後に集まっていて、大きくは離れません。予約画面の条件をあれこれ変えるより、次に挙げる「範囲と色の食い違い」を防ぐほうが、結果的に支払う総額には効いてきます。
インナーカラーで目立つのが、仕上がりと希望のずれです。
ベースの明るさと希望色が合っていないと、狙ったピンクではなくオレンジ系に仕上がる、といったこともあります。色見本や過去の失敗例を伝えていても、イメージ通りにならない場合がある、という声もあります。
ここで効いてくるのがお直しです。思っていた仕上がりと違ったとき、お直しを頼むかそのまま様子を見るか迷う、という声が見られます。不満が大きいと、返金ややり直しの交渉、別の店への変更を検討する人もいます。有料のやり直しになれば、支払いは中央値¥15,000の1回ぶんでは終わりません。
ダブルカラーやインナーカラーのように要望が複数あるときは、ネット予約のメニュー選択だけでは伝わりにくく、電話や来店時に口頭で説明するほうがよいとされています。インナーカラーとリタッチを同時にやりたい場合、メニュー選択や施術範囲の認識違いが起きないか確認したい、という意見もあります。
伝えておきたいのは次の3つです。
ブリーチ履歴・回数・現在の明るさを具体的に伝えることが、施術できるかどうかの判断材料になっています。写真を見せたり、いまの色味を活かす形で相談してイメージ通りになった、という声もあります。過去のカラー履歴が複雑だと、希望の色に届くか不安だという声も多いので、先に相談しておくほど見込みは立てやすくなります。
なお、薬剤や塗り方を一方的に決められることに違和感を持つ人もいます。気になる点があれば、施術が始まる前に聞いておくほうが安心です。
色落ちが早く、一週間ほどで抜けてしまうという声もあります。色落ちや色ムラが気になったとき、カラーシャンプーやカラーバターで自宅で色味を補強する人が多いようです。施術直後は洗髪を控える、低温でしっかり乾かすなど、色持ちを意識したケアをする傾向もあります。
1回の施術代だけでなく、次に染め直すまでの間にかかるぶんも視野に入れておくと、予算の見込みがぶれにくくなります。
経路が違えば数字も違います。金額を比べる前に、その価格にブリーチが何回含まれるか、どこまでの範囲が対象かを確認しておくと、当日のずれを減らせます。
この記事で扱った数字のうち、経路の違いによる開きが一番大きく、クーポン予約の中央値¥15,000に対して直接予約の掲載価格の中央値は¥9,900でした。一方、予約画面で選べる条件(指定なし¥15,050、時間帯指定なしクーポン¥14,500、通常メニュー¥15,000)は、どれも全体の中央値の近くに集まっています。
そして口コミ側で目立つのは、金額ではなく範囲と色の話です。
これらはいずれも、施術後に気づかれています。お直しを頼むか様子を見るかで迷う声、返金ややり直しの交渉に進む声も見られました。

この記事を書いた人
ヒロ
美容室の経営コンサルタントとして10年、サロンの内側と、客として通う外側の両方を見てきた目線で書いています。
当サイトの記事は、公開されている情報をもとにした傾向のまとめであり、確定した事実を示すものではありません。 個々の店舗や状況に必ずしも当てはまるとは限らないため、実際の料金・施術内容はご利用前に各店舗へご確認ください。