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ブリーチで一番多い食い違いは希望した色味と仕上がりのズレ

ブリーチで一番多い食い違いは希望した色味と仕上がりのズレ
/ヒロ

ブリーチは、受ける前に思い描いていた仕上がりと、実際に鏡の前で見る仕上がりのあいだに差が生まれやすい施術です。ここでは「どう伝えればいいか」の前段として、実際にどんな食い違いが起きているのかを事象として並べます。自分の希望に近いパターンがどれかを先に把握しておくと、当日の受け止め方が変わります。

希望した色味と仕上がりが大きく異なる食い違いが最も多い

ピンク、ミルクティー、グレージュといった色味を指定して臨んだのに、仕上がりが写真やイメージと大きく異なるケースは非常に多く報告されています。ブリーチに関する食い違いのなかで、もっとも件数が集まるのがこの「色が違う」というものです。

これに強く絡んでいるのが髪の履歴です。黒染め、縮毛矯正、過去のブリーチといった履歴が複雑な場合、理想の色にならない可能性やリスクがあるにもかかわらず、その説明が不十分なまま施術が進んでしまうケースが多くあります。つまり「色が違った」という結果は、仕上げの工程だけでなく、施術に入る前の段階でどこまで見通しが共有されていたかに関わっています。過去に染めた履歴がある人は、その情報が最初に伝わっているかどうかが分かれ目になります。

受ける前の想定実際に起きること
色味ピンク・ミルクティー・グレージュなどの写真どおりに仕上がる仕上がりが写真やイメージと大きく異なるケースが非常に多い
髪の履歴黒染めや過去のブリーチがあっても希望の色にできる理想の色にならない可能性やリスクの説明が不十分なまま施術が進む
色の均一さ全体が同じ明るさ・同じ色になる根元と毛先、左右、内側と表面で差が出る
料金事前見積もりどおりの金額で終わる2回目のブリーチが必要になり1〜2万円上がることがある
回数1回の来店で完成する何回か通って色を育てる前提になることがある
色と料金についての想定と、実際に起きている食い違い

色ムラが帰宅後に発覚して失望につながる

全体が均一な色になると思っていたのに、根元と毛先で色が違う、左右で差がある、内側と表面で明るさが違う、といった色ムラが起きることがあります。しかもサロンで気づかず、仕上がり後や帰宅後に発覚する流れになりやすく、その場で相談できないまま持ち帰る形になるため、失望が大きくなりがちです。乾いた状態で、明るい場所で、内側や後頭部まで見せてもらえたかどうかが、この食い違いに気づけるタイミングになります。

事前見積もりから1〜2万円上がることがある

ブリーチは、事前に提示された見積もりから1〜2万円上がることがある施術です。原因は主に2つあり、ひとつは前回の黒染めやセルフカラーの履歴が申告されていない場合、もうひとつは希望の色に1回のブリーチでは届かず2回目が必要になる場合です。実際に多いのは後者で、とくに低価格の施術メニューで来店した場合に起きやすくなります。追加料金が予算に合わず、施術自体を見送ることになるケースもあります。

価格帯の目安としては、ブリーチの中央値は¥16,685、安い方から下位25%が¥13,500以下、上位25%が¥20,350以上という分布です。下限に近い金額のメニューを選んだ場合、当日に上振れする余地がそれだけ大きいという見方ができます。「何回か通って色を育てる」前提なのか、1回で仕上げる想定なのかが最初に共有されているかどうかが、金額の食い違いを左右します。

施術時間が目安どおりに終わらない

予約時に提示される施術時間はあくまで目安で、1時間以上超過することがあります。工程が追加された場合や、放置時間が想定より長くなった場合に起きます。逆に、高額なメニューが予定より大幅に短く終わることもあり、こちらは「手を抜かれたのではないか」という受け取られ方をしやすい食い違いです。当日に予定を入れている場合は、終了時刻の目安を予約の段階で押さえておくと影響を小さくできます。

また、シャンプー台での長時間放置(1時間前後)が複数報告されており、体調不良や不快感につながっています。同じ姿勢が長く続くことが前提になっている工程では、事前に長さを聞いておけるかどうかで負担が変わります。

施術中の工程について声かけがなく不安になる

放置時間の長さ、シャンプー台での作業内容、追加薬剤の使用といった工程について、声かけがないまま進み、不安を感じる人が多くいます。ブリーチは自分では進行状況が見えにくく、いま何をしていて残りどれくらいかが分からない時間が長くなりがちです。仕上がりそのものには問題がなくても、この「説明されないまま時間が過ぎる」体験が満足度を下げる要因になっています。

受ける前の想定実際に起きること
所要時間予約時に提示された時間で終わる1時間以上超過することがある/逆に大幅に短く終わることもある
シャンプー台短時間で席に戻る1時間前後の放置が複数報告され、体調不良や不快感につながる
工程の説明放置時間や追加薬剤について声かけがある声かけがなく不安を感じる
仕上がり確認薬剤の付着はその場で拭き取られる耳・顔・首・衣服の付着に気づかれず、説明もないまま帰宅する
お直し口頭で聞いた条件どおりに対応される期間・対応可否・追加料金で食い違いが生じる
施術中から帰宅後までに起きている食い違い

仕上がり後に薬剤の付着が残ったまま帰宅させられる

耳・顔・首・衣服にカラー剤や薬剤が残っているのに気づかれず、その場で拭き取りや説明がされないまま帰宅する流れになるケースが目立ちます。帰り道や自宅で気づいても、すでに時間が経っている状態です。会計前に自分でも顔まわりと襟元を確認しておくと、この食い違いは避けやすくなります。

お直しの条件が口頭説明と実際の対応で食い違う

色が想定と違ったときの再施術について、期間・対応可否・追加料金の有無が口頭で説明されていたにもかかわらず、実際の対応と食い違い、トラブルに発展するケースがあります。ブリーチは「違ったら直せる」という前提で受ける人が少なくないため、この前提が崩れると影響が大きくなります。何日以内なら無料か、色の変更まで含むのか、という条件は店ごとに違うので、あいまいなまま施術に入らないことが分かれ目になります。

スタッフ間の対応差が体験の印象を分ける

接客の評価は、スタッフ間の対応差によって分断される傾向があります。スタイリストは丁寧でも、シャンプーや塗布を担当する人の対応が雑に感じられる、といった形です。ブリーチは工程が長く、複数の担当者が関わる場面が生まれやすいため、この差が体験全体の印象として残りやすくなっています。

以上が、ブリーチで実際に起きている食い違いです。どれも店や担当者によって差があり、必ず起きるものではありません。ただ、自分の髪の履歴や希望する色味を踏まえて「どのパターンが起きやすそうか」を先に見当をつけておくと、当日の確認すべき一点が絞れます。

よくある質問

ブリーチは1回で希望の色になりませんか?
希望の色に1回のブリーチで届かず、2回目が必要になる場合があります。とくに黒染めやセルフカラーの履歴がある場合や、低価格の施術メニューで来店した場合に起きやすいとされています。1回で仕上げたいのか、複数回に分けてよいのかは予約時に確認しておくとよいでしょう。
見積もりより高くなることは必ず起きますか?
必ず起きるわけではありませんが、事前見積もりから1〜2万円上がることがあります。理由は髪の履歴が伝わっていない場合と、2回目のブリーチが必要になる場合です。上限としていくらまでなら受けるかを最初に伝えておくと、当日の食い違いを小さくできます。
色ムラが出たら無料で直してもらえますか?
お直しの条件(期間・対応可否・追加料金の有無)は店によって異なり、口頭説明と実際の対応が食い違うケースも報告されています。条件が気になる場合は、施術に入る前に予約時点で確認しておくとよいでしょう。
施術時間はどのくらい見ておけばよいですか?
予約時に提示される時間は目安で、工程の追加や放置時間の延長により1時間以上超過することがあります。当日に別の予定がある場合は、終了時刻の目安を予約時に確認しておくと安心です。

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この記事を書いた人

ヒロ

美容室の経営コンサルタントとして10年、サロンの内側と、客として通う外側の両方を見てきた目線で書いています。

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