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ブリーチの持ちは髪の履歴と何回で希望の色に届くかで変わる

ブリーチの持ちは髪の履歴と何回で希望の色に届くかで変わる
/ヒロ

ブリーチは、同じメニュー名で予約しても「気に入った状態がどれくらい続いたか」の感じ方が人によって大きく変わります。左右しているのは、当日の仕上がりに至るまでの条件がそろっているかどうかです。ここでは、実際に起きているズレの内容から、持ちに関わる要因を分解していきます。自分に当てはまるものがあるかを確認しながら読んでください。

黒染めやセルフカラーの履歴があると、出発点がそろわない

ブリーチで最初に効いてくるのは、髪がそれまでに何をされてきたかです。黒染め・縮毛矯正・過去のブリーチといった履歴が複雑な場合、理想の色にならない可能性やリスクについて、事前の説明が不十分なまま施術が進むケースが多いと報告されています。

また、事前見積もりから金額が上がる原因のひとつが、前回の黒染めやセルフカラーの履歴が申告されていない場合です。つまり履歴は、仕上がりの前提そのものを変える要因であり、しかも読者自身が申告することでコントロールできる数少ない要因でもあります。市販のカラー剤を使った時期、黒染めをしたかどうか、縮毛矯正の有無は、思い出せる範囲で予約時やカウンセリングで伝えておくと、前提のズレが小さくなります。

1回で希望の色に届くかどうかで、当日の仕上がりの意味が変わる

もうひとつ大きいのが、希望の色に1回のブリーチで届くのか、2回目が必要になるのかという違いです。実際に多いのは後者で、特に低価格の施術メニューで来店した場合に起きやすいとされています。サロン側は事前カウンセリングの時点で「何回か通って色を育てる」前提を共有するか、難しければその場で断るという対応をとります。

この前提が共有されているかどうかで、当日の仕上がりの受け取り方が変わります。1回で完成する想定なら、その状態をどれだけ保てるかという話になりますが、複数回に分ける前提なら、1回目の仕上がりは途中の段階です。同じ仕上がりでも「思ったより早く崩れた」と感じるか「予定どおりの途中段階」と感じるかが分かれるのは、ここが共有されていたかどうかによります。

1回で希望の色まで進める複数回に分けて色を育てる
当日の仕上がり完成として受け取る途中の段階として受け取る
見積もりとの差2回目が必要になると1〜2万円上がることがある回数の前提を事前に共有したうえで進む
起きやすい場面低価格の施術メニューで来店した場合カウンセリングで回数の前提を共有できた場合
所要時間工程追加で1時間以上超過することがある1回ごとの目安が立てやすい
1回で仕上げる前提と、複数回に分けて色を育てる前提の違い

2回目が必要になる場合は、追加の費用が判断材料になる

希望の色に届かず2回目が必要になる場合、事前見積もりから1〜2万円上がることがあります。追加料金が予算に合わず、施術自体を見送る結果になることもあります。

参考として、ブリーチの価格帯は中央値が約16,685円、安い方から数えて下位25%が13,500円以下、上位25%が20,350円以上という分布です。低価格のメニューを選んだ場合ほど1回では届かない前提になりやすいため、金額だけで選ぶと、回数の話が後から出てくる可能性があります。

相場の下限〜中央値
13500〜16685円
中央値〜相場の上限
16685〜20350円
ブリーチの価格帯(中央値16,685円、下限13,500円、上限20,350円)

色ムラは帰宅後に気づきやすく、判断の起点がずれる

ブリーチ後の色ムラ、具体的には根元と毛先、左右差、内側と表面の差は、仕上がり後や帰宅後に発覚して大きな失望につながっていると報告されています。

ムラがある状態は、そもそも部位ごとに色が違うところから始まります。この場合、後になって気になった変化が、時間の経過によるものなのか最初からあった差なのかを、自分では切り分けにくくなります。サロンを出る前に、明るい場所で内側や後ろも含めて見せてもらい、気になる差はその場で伝えておくと、判断の起点がはっきりします。

希望した色味とずれると、維持したい対象自体が変わる

ピンク・ミルクティー・グレージュなど、希望した色味と仕上がりが大きく異なり、写真やイメージと乖離するケースは非常に多いとされています。仕上がりが希望と違っていれば、その後どう変化しても「保てた」という感覚にはなりません。

持ちの話をする前に、参考写真を見せたうえで、その色に何回必要か、今の髪の履歴で届く範囲はどこまでかを言葉で確認しておくことが、結果的に体感を左右します。

お直しの条件で、気になったときに戻せるかが変わる

お直し(再施術)の条件、つまり対応可能な期間・対応の可否・追加料金の有無について、口頭説明と実際の対応に食い違いが生じ、トラブルに発展するケースがあります。

仕上がりが気になったときに手を入れられるかどうかは、その色でどれだけ過ごせるかに直結します。ここは店ごとに扱いが異なるため、施術前に「いつまでなら」「どこまでを」「いくらで」対応してもらえるのかを確認しておくと安心です。

当日に工程が追加されると、所要時間も想定から動く

予約時に提示される施術時間は目安で、工程が追加された場合や放置時間が想定より長くなった場合に、1時間以上超過することがあります。2回目のブリーチを当日追加する流れになれば、この超過が起きやすい場面にあたります。当日に予定を入れているなら、終了時刻の目安を予約時に確認しておくとよいでしょう。

予約時に伝えておくと前提がそろう項目

  • 黒染め・セルフカラー・縮毛矯正・過去のブリーチの時期と有無
  • 希望の色の参考写真と、そこまでに必要な回数の見込み
  • 1回で届かない場合の追加費用の目安
  • お直しの対応期間・可否・追加料金
  • 施術の終了時刻の目安

よくある質問

黒染めをしたことがあると、ブリーチの仕上がりは変わりますか?
黒染め・縮毛矯正・過去のブリーチなど履歴が複雑な場合、理想の色にならない可能性があると報告されています。また、履歴が申告されていないことが当日の見積もり変更の原因にもなります。時期や内容を思い出せる範囲で予約時に伝え、届く範囲を確認してください。
1回のブリーチで希望の色にならないことはありますか?
希望の色に1回で届かず2回目が必要になるケースは実際に多く、特に低価格の施術メニューで来店した場合に起きやすいとされています。この場合、事前見積もりから1〜2万円上がることがあるため、回数と追加費用の見込みをカウンセリングで確認してください。
色ムラが気になったとき、直してもらえますか?
お直し(再施術)の対応期間・可否・追加料金は店によって扱いが異なり、口頭説明と実際の対応に食い違いが生じてトラブルになるケースもあります。施術前に条件を具体的に確認しておくことをおすすめします。
ブリーチは予約した時間どおりに終わりますか?
提示される施術時間は目安で、工程が追加された場合や放置時間が想定より長くなった場合に1時間以上超過することがあります。当日に予定がある場合は、終了時刻の目安を予約時に確認してください。

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この記事を書いた人

ヒロ

美容室の経営コンサルタントとして10年、サロンの内側と、客として通う外側の両方を見てきた目線で書いています。

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